15:00すぎ 曇天のもと予定通り、舞鶴引揚記念館に到着しました。
第二次世界大戦の終結後、13年間にわたり66万余の引揚者を温かく迎え入れてきたのが舞鶴市。シベリア抑留や引揚げという戦争が引き起こした過酷な労苦の体験を後世に語り継ぎ、子どもたちに平和の尊さを伝えて欲しいとの願いから昭和63年(1985)に、この記念館が開館しました。平成27年(2014)にはユネスコ世界記憶遺産に登録され、その取組みを全世界に発信しました。
この記念館の素晴らしさの一つに引揚げの歴史を詳しく説明してくれる「語り部」さん達の存在があります。班ごとに分かれ、語り部さんの説明に真剣に聴き入り戦争を追体験し、平和への意識を高めてくれていました。また、視聴覚室では館長の奥本さんから講演をしていただき、講演メモをとる様子は真剣そのものでした。