2月7日(水)5限目に対面式の全校集会を開催しました。今回の内容は三部構成で、第一部は、奈良市消防局中央消防署の藤田さんと自檀地さんのお二人を招き「救急救命の現場から」と題して講演をいただきました。講演者の藤田さんは本校の卒業生で、山本校長の教え子でもあります。二学期終業式、三学期始業式での校長講話での「5歳児の救急救命士」や「能登半島地震災害現場に駆けつける教え子たち」の内容を家族から紹介され、今回の講演の運びとなりました。
左の方が自檀地さん 右の方が藤田さん
自檀地さんは、阪神・淡路大震災や東日本大震災、能登半島地震の被災地で救助救命に尽力されてきたエキスパートで、藤田さんの上司です
講演では、昨年、近隣の学校で心肺蘇生を行ない一命をとりとめた経験に触れ、その成功の立役者は教員で、救急車が到着するまでの僅か数分間に行われたAEDの使用と胸骨圧迫だったそうです。
下の写真は、1年生がインタビューを受ける様子です。ようこそ先輩ありがとうございました!
第二部は、生徒会が取り組んでいる活動報告です。身近にできるエコ活動(SDGs)として、使用済みコンタクトレンズの回収を、販売業者と共同して行ってくれています。
最後の第三部は、生徒会本部企画の全校生一斉の校歌合唱です。しかも三番目までです。本校は伝統的に儀式行事での校歌斉唱は一番だけで、二番まで歌うことはあまりありません。
そこに生徒会本部は目を付けたのです!
実は、春日中学校の校歌は三番目まで歌うことで、春夏秋冬の一年が完成する歌詞になっております。つまり移りゆく季節の中で、過ぎ去る青春の日々の大切さを綴った歌詞なのです。
そう言えば、毎年の冬に、雪に覆われ真っ白になった若草山の風景を思い出しました。
これは、今から24年前、2000年度の生徒会役員が作詞者の中田先生のもとを訪れ、歌詞に込められた意味を教授してもらった時に作成されたパネルです。
三番目までの校歌練習は、3月9日に行われます「3年生を送る会」まで続けられます。