5月15日(金) 1年学年レクレーションを行いました。今回のレクは、学年委員が中心となって企画したものです。「みんなが楽しめる時間にしたい」そんな思いを胸に、何度も話し合いを重ねながら準備を進めてきました。最初のレクは、借り物競走です。各クラスの代表者が、お題に当てはまる人物を学年の仲間や先生の中から探し出し、ゴールを目指します。一見すると単純なゲームですが、学年委員たちは、その“楽しさ”の裏側にある難しさにも目を向けていました。 「仲の良い人だけで終わってしまわないだろうか」そんな声が話し合いの中で上がったそうです。そこで考えられたのが、名札に貼った色シールの工夫でした。「黄色のシールで、朝ごはんがパンだった人」「白い水筒を持っている人」など、誰もが自然に参加できるようなお題が用意されていました。さらに、朝の会では学年委員からこんな呼びかけもありました。 「男子が女子を連れて行っても、"好きなんちゃう?”みたいな冷やかしはしないでください」 その一言に、相手が安心して動ける空気を自分たちでつくろうとする姿勢が表れていました。本番では、代表者を全力で応援する声、「こっちちゃう?」「あの人当てはまりそう!」と一緒に探す姿。勝敗だけではない、みんなで楽しもうという空気が広がっていました。 2つ目のレクは、「もうじゅうがり」音楽が流れる間は自由に歩き回り、お題の言葉が出たら、その文字数の人数で集まって座るゲームです。ここにも、学年委員の工夫がありました。「同じクラスの人は2人まで」そのルールがあったからこそ、仲の良い友達同士だけで固まるのではなく、学級を越えて「入れて!」「あと1人!」と声をかけ合う姿が自然と生まれていました。輪の中に駆け込んだり、場所を譲り合う姿。はじめましてに近かった相手とも、気づけば同じ輪の中で笑っている姿。体育館には、たくさんの笑顔があふれていました。今回の学年レクを通して、学年委員は「自分たちで考え、形にすること」の難しさや、その先にあるやりがいを感じたことと思います。誰かが用意した楽しさではなく、自分たちでつくった時間。その経験は、きっとこれからの学年を支える力になっていくと思います。

