本日3月10日、第76回卒業証書授与式が厳かな雰囲気の中挙行されました。昨日行われた「3年生を送る会」の感動の余韻か、朝の3年生たちの表情は笑顔に溢れていました。しかし、司会の卒業生入場の言葉から表情は一変、しっかりとした礼儀、堂々たる態度で式に臨んでくれました。
全員が着席した後、国家と校歌が斉唱され、続けて卒業証書授与に移りました。1組担任の柏木先生からの卒業生呼名が始まり、全員が式場中央に並び、1組代表生徒の大和田さんが卒業証書を受け取りました。2組は西埜先生の呼名で奥谷さんが、3組は大川先生の呼名で木下さんが、4組は佐藤先生の呼名で小原さんが続きました。最後は加藤学年主任の言葉「以上155名」で締めくくられました。
式辞では、校長からの最後の言葉が贈られました。「自分を大切にする」とは、自分の命や体を大切にすることはもとより、他人の人権を尊重しつつ、自分らしく輝くことができる人。自分の持ち味を生かし、より多くの人々が幸せになれるよう汗を流す人になることと語られました。
在校生代表として2年生の倉本さんが、これまでの感謝を込めて「送辞」を卒業生に届けてくれました。
そして最後は卒業生代表生徒として、下釜、津田、片山さんの三人から「答辞」を受け取りました。この3年間の思い出や学びについて触れ、春日中学校の生徒で良かったと述べてくれました。結びの言葉として、今まで育ててくれた家族に、暖かく見守ってくれた先生たちに感謝の意を涙ながらに伝えられました。卒業生から後輩たちにバトンが託された瞬間でした。感動で心が震えました。
いよいよフィナーレ。PTA保護者から花束の贈呈があり、感謝の気持ちが込められた花束を3年生教員全員が持ち会場を後にしました。