偲ぶ〜春日桜の開花

2024年3月30日土曜日

3月の様子 学校活動

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 桜の開花が待ち遠しく思っていたところ、3/29の早朝は咲いていなかった春日中学の桜が、昼からの陽気で一気に開花しました。新年度の始まりに合せてくれたようです。


桜を見ていると、新入生たちを迎える入学式まで咲き続けてと桜に語りかけましたので大丈夫です。きっと。

校長室にも平和を願う絵が飾られています。その絵にも桜が描かれています。


藤城清治氏作の「終戦の日〜願い祈り」です。戦争に向かう友人を同期の桜🌸として偲んだ作品です。鹿児島の開聞岳に向かう特攻機が描写されています。校長室を覗いて見て下さい。

それと坂本靜泰前校長が校長室に寄贈された作品があります。伊藤左千夫氏の短歌か刻まれた名品です。詠 伊藤左千夫 書 島木赤彦

「さびしさのきわみにたえてあめつちに よするいのちをつくづくおもう」のひらがなを漢字に当てて詠まれた作品です。寂しさを感じる時はいつもこの短歌を詠むと心が救われました。

最後は、2000年度の生徒会が校歌を作詞された中田聖観氏のところを訪れた時の写真が飾られています。以前にも紹介しましたがこの写真です。


本年度は生徒会役員を中心に、全校で校歌の三番まで斉唱して来ましたが、校歌に込められた大意まで紹介しておりませんでした。その大意を紹介して、令和5年度春日中学校ホームページの最後の更新とします。

一、悠久不変の自然ように、わが春日中の幸福も不変である。春日の栄光を胸に自分の心に誇りを持って希望に燃えて歩んでいこう。

二、青々とした春日山の松の緑に負けないほどに、光をうけた生徒の瞳がきらきらと輝いている。その輝きをずっと持ち続け、共に新たな理想を見出していこう。

三、先生と友達とで築いた関係は永久に続き清らかな日の光はいつまでも春日中を照らすことだろう。若い人よ、すばらしく貴い青春を、この瞬間もむだにせずに励んでいこう。





春日中学校は私の母校です。その母校に教員として戻って来ることができ、9年間もの長きに渡り勤務する事ができました。これもひとえに、保護者のみなさま、地域の方々をはじめとする多くの方のご支援があったから続けて来られました。本当にありがとうございました。引き続き「子どもは地域の宝」として、春日中学校のご支援をよろしくお願いします。

春日中学校の生徒のみなさんへ

みなさんの笑顔は私の元気の源でした。これからも笑顔で元気な春日中学校の生徒、人の心の痛みがわかる優しい生徒でいて下さい。応援しています。私の好きな相田みつをさんの言葉をお借りしお別れのあいさつとします。

「夢はでっかく、根は深く」




このブログでは、春日中学校の学校の様子をお送りします。

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